1. プロジェクト・スナップショット
今回は、家づくり応援サイトを運営している企業様が、九州エリアで自社サービスを広めたいということで営業代行をご依頼頂きました。
当社の女性営業代行チームと営業プランを推敲し、3%のアポ率を獲得することができました。その過程と結果をご紹介いたします。リルデイジーの女性営業代行へのご依頼を検討している企業様の参考になれば幸いです。
1.営業代行へご依頼いただいた概要
最初に企業規模や業種、狙う市場など概要をご紹介します。今回は“地元密着版スーモ”というポジションを持つポータルが対象で、成果や想定料金/報酬モデル、過去の実績まで一覧化しておくことで、同種サービスを運営する方のニーズを刺激する狙いがあります。
項目 | 内容 |
---|---|
クライアント | 家づくり応援ポータル運営企業様 |
ターゲット | 九州エリアのハウスメーカー 600 社 |
施策期間 | 3 か月(2 月〜4 月) |
ゴール | オンライン商談創出/掲載社数の拡大 |
主な成果 | アポイント18 件・掲載決定 4 件(アポ率3 %) |
2. 営業アウトソーシングの背景──“営業リソース0”でもサービスを広げたい

クライアントはサービス成長に伴い営業を強化したいものの、専任社員を採用するほどの予算も時間もない──そんな悩みを抱えていました。そこで営業代行会社への依頼を検討し、「アウトソーシングすることで社内にない経験とノウハウを短期間で借りる」ことを選択。新しい施策導入に伴うコストやリスクを抑えつつ、スピーディーにサービス拡大を図るビジネス判断で女性営業代行のリルデイジーへご依頼いただきました。
3. クライアント様の現在の課題を整理

プロジェクト開始前に行ったヒアリングで、次のような課題が浮き彫りになりました。
- 営業手法(メール/フォーム)の限界で顧客反響がほぼない
- Instagramを使ったSNS営業もやってみたが、こちらも反響皆無
- リストがあるものの優先順位が付けられず開拓効率が低い
- 時間を掛けた検証やマーケティング的分析を行うリソースがない
この「見える化」が後の戦略立案と提案内容に直結し、課題→施策→成果を一本線でつなぐ具体的プロジェクト設計に役立ちました。
4. KPI・戦略設計

クライアント企業様のお悩みを踏まえて“数字で測れる目標”と“勝ち筋”をセットにしました。ターゲット階層の設定から体制構築、アプローチ方法(電話×メール)までを整理し、社内外の理解ギャップを丁寧に潰していきました。
設計項目 | 具体内容 |
---|---|
対象リスト | 九州のハウスメーカー 600 社(クライアント保有) |
KPI | アポ率3 %/掲載後契約件数を最重視 |
体制 | 1〜2 名で月 200 件テレアポ+フォロー |
定例 | 月 2 回MTGでスクリプト更新と切り返し強化 |
差別化 | “地元特化”×低費用で競合優位性を強調 |
こうした戦略設計は営業活動の“地図”となり、組織が同じ方向を向くための条件づくりでもあります。
リルデイジーは、単なる右から左の営業活動の代行ではなく、定期的にお客様との打ち合わせを重ねることで、単なる営業の枠を超えた貴社の営業の仕組みづくりを行う営業参謀としての活用いただいております。
5. 実行フェーズ:運用と改善のリアル

計画を立てても走り出してからが本番。実際のオペレーションと高速PDCAの要点を“現場目線”でまとめています。貴社が自社に落とし込みやすいよう、分かりやすくまとめました。
5-1. 架電オペレーション
- テレアポは月曜・金曜の昼過ぎと夕方に集中し、19 時まで電話を延長して決裁層へ直撃
- オンライン資料を即送付し、3 日以内に再コールでフォロー
- 訪問希望があればオンライン→対面へとシームレスに切替
5-2. PDCA の回し方
アポインターが現場で得た断り文句を共有し、その日のうちにスクリプトを改訂。次の架電でクロージング力を試す“即日の改善工夫実践”の流れが成果をけん引しました。こうした方法は少人数体制でも高速にノウハウを構築できるメリットがあります。
6. 効果を高めた 3 つの工夫

数値を引き上げた原動力が“どの施策にあったのか”を分かりやすくまとめました。
このようにまとめることで、どのような業種のお客様からのご依頼でも再現性を高められるように工夫をしています。
工夫 | 実施内容 | メリット |
---|---|---|
架電時間最適化 | 月・金の昼&夕方、19 時まで延長 | 決裁層の在席率UPで通電率向上 |
地元密着アピール | 他県ポータルとの差別化を数字で提示 | ニーズの合致→検討意欲UP |
資料送付3日ルール | フォロー再架電で記憶が鮮明なうちにアポイント | コストを掛けず獲得効率アップ |
7. 成果と数字

「どのくらい成果が出たの?」はクライアント様が最も気になるポイントかと思います。ここでは月ごとの推移を表にして、成長の軌跡を見える化しています。
3 か月で18 件のアポイント、うち4 件が掲載契約に至り、ポータル掲載件数を着実に拡大。小規模リストでも実現可能なモデルとして業界関係者から高評価を得ました。
これらの情報は商品や価格によって異なりますので、あくまでひとつの目安としてお考え頂けましたら幸いです。
月 | 架電 | アポ | 契約 | アポ率 |
---|---|---|---|---|
1 か月目 | 200 | 5 | – | 2.5 % |
2 か月目 | 200 | 7 | 2 | 3.5 % |
3 か月目 | 200 | 6 | 2 | 3.0 % |
合計 | 600 | 18 | 4 | 3.0 % |
8. 課題と次回改善ポイント
成功事例でも“伸びしろ”は必ず存在します。ここを明確にすることで、次回施策のロードマップが描きやすくなります。今回は以下のような改善点をクライアント企業様と共有いたしました。
- 資料送付→再架電までのラグを48 時間に短縮し、温度感の高い商談を増やす
- 休眠先への再アプローチを6 か月後に設定し、案件“熟成”リスクを低減
- アポインター向け研修と商材理解の教育プログラム導入で長期パフォーマンスを底上げ
9. 類似業種へのアドバイス
住宅・不動産系では業界特有の商流と季節変動があります。専門ポータルを運営する場合、
- ターゲット層の活動曜日・時間帯の把握
- “地元密着”のPRポイントをデータで裏付け
- コンサルティング型の提案で“顧客と一緒にサイトを育てる”姿勢
が営業代行会社でも内製でも勝ち筋。ビジネス拡大の可能性を高める鍵は、数字と課題の“見える化”が重要なポイントになります。
10. クライアント企業様の声

今回の営業代行プロジェクトについて、クライアント企業様から以下のようなお声をいただきました。
「アポ先がそのまま掲載に結びつき、サイト情報が増えました。リスト消化後も別エリアでの再アプローチを検討しているので、また支援をお願いしたいです。オンラインと電話の対応が早く、費用対効果も納得できました」
まとめ
- 少人数でも営業活動をシステム化し、3 か月で成果を“見える化”
- アプローチの要は時間帯と再フォロー。方法を変えるだけでコストをかけず実効力をアップ
- リストが限られていても、営業代行×自社マーケティング連携で継続的な事業拡大が可能
限られた予算でも正しい戦略とノウハウを用いれば、オンライン商談は着実に獲得できます。営業代行の導入を検討中のご担当者にとって、本記事が具体的な解決ロードマップとなれば幸いです。
女性営業代行のリルデイジーでは営業戦略の構築からアポイントのトスアップ、商談同行に加えて長期的な貴社の営業チーム構築など、貴社の営業の要となるよう様々なご提案を行っております。お気軽にご相談ください。
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